敵の女王と馬

2002年2月6日
●4:00寝8:00起。くもり。9:00過ぎに兄弟そろって教室へ運ばれた。掃除、生徒募集チラシの折り。面談週間らしく、時間ごとに親御さんがやってくる。進学塾というわけではないから鼻息の荒いお母さんはいない。みんな「うちの子、やる気が出なくって。どうしましょ」という感じのゆるみ方。
●午後から晴れてあたたかい。いつもと違う店の弁当でランチ。昼休み、レベル2のコンピュータを相手にチェスをして初めて勝った。成り金の女王ふたりが敵の王さまをしつこく追いかけまわした末にようやく勝てたのだが、調子に乗ってもう一戦挑んだら、ほんの数手でリベンジを果たされた。怒らせたらしい。気がついたら王さまの目前に敵の女王が立ちふさがり、その女王を少し離れたところから馬が見守っている。馬の目元が涼しげだ。たったふたつの駒を前になすすべなく全面降伏。我ながらあざやかな負けっぷりだった。あ、チェスってこうやるのか、と思った。
●子供が集まり始めた。朱マジックで採点業務、略して朱業。正直、二年生の算数でわからない問題がある。解答は指導書に書いてあるとはいえ、自分が理解できていないから間違えた子に説明ができない。実際、忙しかったが、忙しいふりをして弟に任せた。冷や汗をかきました。それに加えて今日は中学生の女の子と初顔合わせ、あろうことか英語を教えた。発音にまったく自信がないから英文の部分は決して読み上げなかった。この子がまた、次回の増員でモーニング娘。に加入しなかったら驚いてしまうほどかわいい。先生、どぎまぎした。
●他の子を巻き込んで遊んでしまう、問題児の五年生に最近会わない。今日もこなかった。聞けば先月でやめたという。ちょっとさびしい。20人ほどの子供と敵の女王と馬に生気を吸い取られて帰宅21:00過ぎ。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

まだテーマがありません

日記内を検索