踏みにじられた純情
2002年2月20日●5:00寝8:00起。快晴。親子三人で出勤する。午前中は生徒募集チラシのポスティング。てくてく歩いてマンションの集合ポストに放り込んだ。悪いことをしているわけではないが自分でも不要なチラシに腹を立てることがあるのでどこか気が引ける。昼は弁当。午後から教室のレイアウト変更、掃除。
●持って行った楽譜をコピーして色えんぴつでぬり分けた。レコーディングを前にギターパートをギターAとギターBに分ける算段。ほとんどの曲は一発で録れることがわかった。その方がいいとも思う。
●子供たちがきて塾業務開始。仲良しの一年生の女の子が床に寝そべった姿勢から、立っている私に電気あんまをしかけてくるのを巧みにかわしつつ採点する。どんな塾だ。初めて見る二年生の男の子が手ぶらで入ってきて母に「今、近くまできたから顔だけ見せに寄ったよ」といった。本当にあいさつだけしてすぐに出て行った。大人っぽいなあ。「近くまできたから顔だけ見せに寄ったよ」か。今度どこかで使うべく口の中で何度か練習してみた。
●ふだんはジャージにウィンドブレーカー姿だが試験期間中で部活が休みのためかmcシスターな服装で現われたバレーボール部所属のかわいい中学生は、早くからきて一番最後まで教室のすみの席で勉強していた。部活カットの髪は肩まで届かない。うつむいたほほがほのかに赤らんでいる。この年頃の少女だけが身にまとうことを許されたオーラ、いうなれば聖性が彼女の輪郭を輝かせている。近づいて勉強を教えるなど畏れ多い。願わくばこのまま遠くから横顔を見つめていたい。そんな私の純情を踏みにじるかのように一年生の女の子が電気あんまをしかけてくるのだった。やーめーれってば。
●閻魔帳をつけて店じまい。帰宅21:00前。
●持って行った楽譜をコピーして色えんぴつでぬり分けた。レコーディングを前にギターパートをギターAとギターBに分ける算段。ほとんどの曲は一発で録れることがわかった。その方がいいとも思う。
●子供たちがきて塾業務開始。仲良しの一年生の女の子が床に寝そべった姿勢から、立っている私に電気あんまをしかけてくるのを巧みにかわしつつ採点する。どんな塾だ。初めて見る二年生の男の子が手ぶらで入ってきて母に「今、近くまできたから顔だけ見せに寄ったよ」といった。本当にあいさつだけしてすぐに出て行った。大人っぽいなあ。「近くまできたから顔だけ見せに寄ったよ」か。今度どこかで使うべく口の中で何度か練習してみた。
●ふだんはジャージにウィンドブレーカー姿だが試験期間中で部活が休みのためかmcシスターな服装で現われたバレーボール部所属のかわいい中学生は、早くからきて一番最後まで教室のすみの席で勉強していた。部活カットの髪は肩まで届かない。うつむいたほほがほのかに赤らんでいる。この年頃の少女だけが身にまとうことを許されたオーラ、いうなれば聖性が彼女の輪郭を輝かせている。近づいて勉強を教えるなど畏れ多い。願わくばこのまま遠くから横顔を見つめていたい。そんな私の純情を踏みにじるかのように一年生の女の子が電気あんまをしかけてくるのだった。やーめーれってば。
●閻魔帳をつけて店じまい。帰宅21:00前。
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