ぐるぐるまわす腕

2002年4月16日
●2:00寝8:00起。うすぐもり。窓を少し開けて寝たのがわざわいしたか、おなかを冷やした。水洗便所、略して水便。
●教室へ。掃除。昼は鍋焼きうどん。食後、教室のベランダに出て歌の練習をした。夜の歌録りが気になっている。
●四年女子に厚手の唇がセクシーながらどこかおばちゃん感が否めない子がいる。先日、この子が傾いていた。真っ直ぐ立てていない。痛むらしく左腕が肩までしか上がらない。「寝違えた」と本人はいうが肩が抜けているかもしれないから病院か接骨院に行った方がいいと途中で帰したのだが今日はもう傾いていなかった。「腕、どうした」「お父さんがぐって押したら、ぐきっていって治った。ぐきっていって」よかったなあ。「うん。この前は腕、上がらなかったけど、もうぐるぐるまわせる。もういくらでもまわせるよ」いくらでもぐるぐるまわすための腕か、あんたのは。
●二年女子のグラタンちゃんは時々「12−7=」などが計算できなくなる。そんな時、彼女は「丸、作ろっと」と12個の丸印を書く。三年女子・チーママの得意技でもあるが、書いた12個の丸のうち7個を消して答えを導き出す方法だ。グラタンちゃんが「疲れたー、見てー」といいながらテキストを持ってきたのを見ると今日は「73+18=」を解くのに丸を作っている。テキストが一面、丸だらけ。あまりのことに笑った。
●店じまいをして帰宅21:00。やきそばご飯を急いで食べてスタジオへ。二時間で終わらず、バイトくんに一時間延長を申し出たレコーディングの問わず語りはレ行で。


「レコーディング11日目:歌(3)」
2002年4月16日(火)22:00〜25:00 Cスタジオ

平澤監督とふたりきりの夜。

こわれてしまった監督のMDデッキはもう直った。監督の隣の家のおじさんが直してくれた。おじさんは電気屋。あざやかな手つきで瞬く間に直したという。おじさんの名前をスペシャルサンクスにクレジットすべきかもしれない。いろいろな人の世話になりながらレコーディングは進む。

前回、完全に打ちのめされた「秘密の花」から。一時間、歌った。うまくいかないんだもの。「♪秘密の花が咲いているー、…もう一回お願いします」と何度もいう。そういう歌詞かよと思った。テイク22で、とわかるのは歌詞カードに「正」の字を書いていたからだが、なんとか完了。ただそれはAメロだけなので次にBメロを歌う。こっちはテイク4で完了。「秘密の花」完成です。難産でした。よく考えたら歌う私よりもNGテイクを何度も聞かされる監督こそ、いいつらの皮なのだった。気の毒。

「ユリイカ」へ。練習がてら歌ったら意外によかった。二回目でOK。「秘密〜」のメロディに飽きたところだったので「ユリイカ」を歌うのは楽しかった。

「ボーナストラック」これもテイク2でやめた。プレゼントに応募してくれた先着10名さまだけがこの曲を聞くことができるわけだが、聞いてもらえれば三回目を歌わなかった理由がわかると思う。そうそう何度も歌うような曲ではない。だんだん恥ずかしくなる。

監督が「ボーナストラック」の自分のコーラスパートを歌う。三度目くらいでOKとなって、ついにすべての監督パート、あひるパートの録音を終えた。いち抜けた。

片づけて帰宅1:00過ぎ。

本日の成果:残りわずか。


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